Arc’teryx Leaf Khard 45 レビュー

ブランド

カナダに本拠地のあるアークテリクスのバックパックです。一番よく見かけるのが、Arro22でその次がBladeシリーズなのではないかなと思います。
その中でもLeaf(リーフ)は、軍隊や法執行機関向けだったりして痺れます。ちなみにLeafはLaw Enforcement & Armed Forcesの略称です。なんか色々カッコイイんですわ。特にジャケット類が出回っている気がする。
ちなみに、2017年以降はKhardからアサルトパックに名称が変わっている様な気がする。

サイズ

59.7×30.5×25.5
45L
2kg
そこそこ大きく感じるサイズ感だからか、30Lの方が日常的に使うにはいいかもしれない。そして、バックパック自体がシッカリしているから中身が空でも形状は変わらない。電車内だと邪魔に感じるかもしれない。
30Lの方はCarryologyのスコアでも0.1ポイント上回っているし。

こんな人に

とあるお店に行った時は、3DayAssaultに張り合うならばの様な話を聞いたので、あまり出回っていないバックパックが欲しいとかタクティカルな製品が好みとかそんな人が好きな感じ。もちろん本職の人とかもいるとは思いますが。
海外の動画だとライフルを収納したりするのにも使っているからそういった用途なんだろうと思う。
しっかりしているから、壊れ物とかも輸送できそう。

デザイン

正面のバンジーコードとデイジーチェーン(というかMolleかな)、若干台形っぽいフォルムが特徴的です。ハーネスは割とシンプルな構造ですが、とりあえずアークテリクスで且つLeafなので性能的に問題はないです。購入まで割と気になっていたポイントだけに気になる人はいるんじゃないかなと。思っていたよりはクッション性やフィット感もあるので良かった。

バンジーコード部分には脱いだ上着とかも引っ掛けられるので便利。

ハーネス部分のバックルはストラップを引っ張ると解除出来る仕様になってる。攻撃を受けた時とか、電車のドアにバックパックが挟まって動けなくなった際に大活躍するでしょう(笑)
過去にバックパックがドアに挟まって一駅分ドアに張り付いたことがあったので有効性はあるはず。ストラップ自体は不意に引っ張って外れるようなものでもないので本当に緊急時ならという感じ。

サイドには、2本のコンプレションベルトが付いているけれど、多分コンプレッションには使えないんじゃないかと…。かなりしっかりした構造だからね。けれどもなくてもいいわけでもなくて、Khardの大きな特徴に関わるパーツなので必要。

上部の角4カ所に輪っかが付いてる。この辺はファスナーを閉める時に掴む場所だと思う。その用途で使うとすごく使いやすいから。


下部は、サイドを覆うように飛び出している部分がある。この部分が下部まで続くファスナーを保護している感じ。

写真では下側のコンプレッションベルトにウエストベルトを挟んでいる状態。もちろん展開すればウエストベルトも機能する。両サイドにはこのようにグリップ部分もついてる。車への積み下ろしはし易い。

##特徴

 全体を展開して真っ平らに広げることが出来ること、そして内側に縫い付けられたベルクロのメス部分に各種ポーチ等を貼り付けることが出来ること。
写真ではコンドル社のポーチと5.11タクティカルのベルクロをMolleへ変換するアタッチメントでSpec-Opsの4xマグポーチを付けてます。それプラス、ライフル弾を通しておけるパーツをペンホルダーや各種ケーブルを保持するために箱型時に上部に来るところに付けてます。
本当はLBX社のポーチ類がほぼ専用品の様に使えるらしいのですが、モノが国内で出回っていない様な感じなので諦めた。
サイドの2本のコンプレッションベルトは、ファスナーが開ききって望まないタイミングで展開することがない様に抑えている役割が間違いなくあると思う。

サイドだけを開けて内部にアクセスすることもできます。この状態は結構カッコよくて好き。

上だけ開くとこんな風な感じ。ファスナーのところはポケットになっている。ここにはパスポートや紛失したら困るチケット類を入れておけそう。

正面から見るともう一本ファスナーが通っていてそこを開けるとこんな感じ。ここには、ハイドレーションを入れられる様になってる。ここから表にハイドレーションのチューブを通す穴もある。でもハイドレーションなんて普段は使わないからノートとか筆記用具やパンフレット、チケットを入れるのに使っている。

###その他収納スペース
上部のポケット。一番アクセスがしやすいであろう部分。財布とかスマホとか定期を入れている。鍵類を付けておけるパーツがついてるから鍵を入れておいても取り出しやすい。

#クオリティ
調べた限りだとフィリピン製しかないようなので、アメリカ製の方が云々とかはないと思う。安定のアークテリクスで且つミリタリーラインなのでクオリティは十分以上のはず。少なくとも日常生活で使うには。バックル類も結構いいもの使っているし、生地自体も500デニールのコーデュラナイロン。雰囲気的には他の500Dコーデュラと違う感じがするから、微妙に違うやつかもしれない。
#使用感
カッコいいから気に入って使っている。背負った感じは不快感等なく長時間でもいける。しかし、空気の通りが悪いから夏場は地獄だと思う。背面のクッション性はほぼゼロで叩くとコンコン音がする。
バックパック自体の重量と合わさって、MacとかiPadを入れて充電器やモバイルバッテリーを入れたりするとその時点で結構重たくなる。この点だけを言えばほとんどのミリタリー系ザックに共通する点ではあるけれども。
##気に入っている点
・デザインがかっこいいところ
・内部へのアクセスがし易いから旅先で荷物を広げたりしまったりし易い
・やっぱり質感はかなり良いと思う
・ベルクロによるカスタマイズ性
##気になる点
・やっぱりハーネスの調整ができないことや背面のクッション性がないことが気になる
・基本的に重たい。そもそも鍛え抜かれた人が使うはずだからかな?
・ミステリーランチ系とか背面にパネルが入っているバックパック全般だが、電車で座ったときの置き場に困る。棚に置くべきとは思うが

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