Dsptch SlingPack

紹介

Dsptchは元々はカメラスリングやストラップを出していたブランドとどこかで見かけた気がする。そのせいか、カメラ用品が得意な節があるように思う。実際、フラッグシップモデルであるRuckpackには、カメラケースのインサートが別売りがある。また共通して、全モデルでラップトップやタブレットの輸送を意識した作りになっているので、作業環境の持ち歩きがしやすい。他にも、一眼レフ用のストラップとかも出てる。

ブランドがアメリカ製で作ることを掲げた団体に加盟していることもあり、完全なUSメイドという点が興味を引いた。

どこに価値を感じたか

まずはいつも通り、メイドインUSAであるという点が一つ目。次にボディーバッグよりも大きく、メッセンジャーよりも小さい鞄を探していた。普段持ち歩くものからして、MacbookProとiPad、ノートパッド類が運びやすいのが条件としてあった。最後には強度を重視して1000D以上の生地であること。

だいぶ使い込んでいるので掠れているけど、そとから見えるところにブランドタグと製造国が書かれている。

サイズ・素材

483mmx 305mm x 102mm

822g

15L

1680DのバリスティックナイロンにYKKのファスナーで安定したスペック。

見た目の割には、容量があるなという感じだと思います。普段出かけるときに持ち歩くものはキレイに収納して負担なく持ち歩けるような感じ。

外観

横長のデザイン。幅が48cm位あるので男性ならば肩幅よりは内側に入ると思う。表面にそこそこ広いスペースのポケットがある。

背負った際にも横向きで背負うのが基本スタイルなので後ろから見ると特徴的である。荷物が変に偏ることなく、取り出す際もそこが浅い状態になるので取り出しやすい。

方向け縦向きに背負うこともできる。こちらの向きのほうがスマートに感じるし、前に回して荷物を取り出すときに鞄が横向きになって、割りとちょうどいい。ただし背負っている際に荷物が偏る。

背面はメッシュになっている。メッシュの生地自体もしっかりしている部類に入ると思う。赤いストラップのところにはポケットがある。貴重品とかを入れておいても安心できそうな位置。

そこには調整可能なストラップがあり、上着や傘、三脚を保持することができる。バック自体の幅があるので、そこそこの長さまでなら三脚も変に飛び出すことがない。

奥行きは10cm程度だが、コンプレッションストラップもあるため不要ならば薄くできる。また、D環もついているからカラビナとかを使って色々引っ掛けておくこともできる。

全部のファスナーにDsptchのロゴの入ったストラップが付いていて開け閉めしやすい。色違いも販売されているのでカスタマイズの余地あり。

ストラップにはそこそこの幅があるので、荷重が分散される。ただし、ベルトにクッション性がないのは弱点だと思う。さすがに、フルで荷物を入れて5〜6kgになっているとキツイ。

一応程度についている、上部の持ちては細め。だが縫製はしっかりしているから切れたりはしないと思う。

背面には硬めのパネルが入っていて、空でも型くずれしづらいし背負ったときの安定感と中身で背中にゴツゴツしない。

ショルダーベルトはバックルで両端とも外せるので、狭いところで背負ったり下ろしたりしやすい。

内部・収納

赤いストラップのファスナーがついているところのポケット。幅は10cmよりはあるかな?くらい

奥行きは、ニンテンドースイッチのソフトのケースが収まるくらい

表のポケットの中。ファスナー付きのメッシュポケットとエラスティックバンドで4ループある。

メインポケット内部。裏地も貼ってあっていい感じ。

バックルで固定できるPCスリーブがある。バック底面のクッションも分厚いし、スリーブは底面から多少浮いていて衝撃が直接伝わりにくい。

内部の側面にペットボトルやレンズを入れられるメッシュポケットがある。そのお陰でメインスペースで荷物がごちゃごちゃになるのが防げる。両サイドにポケットは付いている。

ペットボトルを入れた状態ではこのくらいの割合を占める。

使用感

バッグ自体が手持ちの中では軽量の部類なので、荷物を詰め込んでも総重量が軽い。しかし、ショルダーベルトにクッション性がないので長時間重たいものを背負うのはしんどい。そこはバックパックの方が優れている。不満は特にないけれど、出番は割りと少ない。ショルダータイプやメッセンジャーの場合、個人的にフラップタイプの方が好きだからかもしれない。

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